はじめに:新築祝いののしは"型"を覚えると一気にラク
新築祝いののしは、難しく見えても判断ポイントは少ないです。
ざっくり言うと、次の4つを押さえれば失礼になりにくく、見た目も整います。
- •水引は何を選ぶか
- •表書きを何にするか
- •名入れをどう書くか(特に連名)
- •外のしと内のしをどう使い分けるか
この記事では、ここを"具体例多め"で迷いなく選べるようにまとめます。
のしの基本:新築祝いで最初に決めるのは水引
新築祝いの水引は"紅白の蝶結び"が基本
新築祝いは、何度あってもよいお祝いごと。
そのため、水引は"紅白の蝶結び(花結び)"を選ぶのが基本です。
よくある間違い
• 結び切りを選んでしまう
結び切りは、主に婚礼など"繰り返さない方がよい"お祝いで使われます。新築祝いでは基本的に蝶結びが安心です。
表書き:迷ったら"御祝"が一番安全
表書きは、相手との関係性や状況で微調整できますが、迷うほど候補が増えます。
結論として、迷ったらこれでOKです。
まずは鉄板:表書きは"御祝"
新築か引っ越し祝いかが曖昧なとき、相手が中古購入の可能性があるときでも、"御祝"は使いやすく、外しにくい表書きです。
新築が確実なときの候補
新築が確実なら、以下の表書きもよく使われます。
- ✓御新築御祝
- ✓新築御祝
- ✓祝御新築
ここで迷いがちなポイント
• 文字数や表現を気にする方がいる
堅めの場(目上・親戚・年配の方が絡む)ほど、迷ったら"御祝"または"御新築御祝"寄りにすると安心です。
名入れ:一番つまずくのは"連名"と"人数が多い時"
名入れは"のし下"に書く名前です。ここはルールさえ知っていれば綺麗に決まります。
個人で贈る場合
例:山田太郎
職場文化によっては名字のみもありますが、迷ったらフルネームが無難です。
夫婦で贈る場合
例:山田太郎・花子
一般的には、右側に夫、左側に妻の名前を書く形が多いです。
連名2〜3人の場合
ポイントは"右から目上の順"。
例(3名):佐藤部長 鈴木課長 田中
同格なら、五十音順などで揃えても大きな問題になりにくいですが、職場は過去の慣例が最優先です。
連名4人以上の場合
名前を詰め込みすぎると読みにくく、見た目も崩れます。4人以上は"代表者+外一同"が綺麗です。
- のし下:山田太郎 外一同
- 別紙:参加者全員の氏名一覧(同封)
部署やチームで贈る場合の例
- のし下:営業部一同
- のし下:〇〇チーム一同
この書き方は職場でよく使われます。会社の雰囲気に合わせると自然です。
外のし・内のし:手渡しか配送かで決める
ここは"正解が1つ"ではなく、目的で使い分けるのがコツです。
外のしとは
包装紙の外側に、のし紙が見えるように掛ける方法。
相手に渡したときに"何のお祝いか"がすぐ伝わります。
外のしが向いている場面
- ✓手渡しする
- ✓お披露目会などで、その場で渡す
- ✓受付で渡すなど、見た目をきちんと見せたい
内のしとは
包装紙の内側にのし紙を掛ける方法。
配送や持ち運びで、のしが汚れたり破れたりするのを防げます。
内のしが向いている場面
- ✓配送する(宅配便)
- ✓複数の荷物と一緒に送る
- ✓相手が受け取り後にゆっくり開封するケース
迷ったらの指針
- • 手渡し中心なら外のし
- • 配送中心なら内のし
品物と現金で違う:のし紙か、のし袋か
新築祝いは、品物で贈ることもあれば、現金で贈ることもあります。ここで使うものが変わります。
品物の場合
- • のし紙(のしを掛けた包装)を使うのが一般的
- • 外のし/内のしを選ぶ
現金の場合
- • 祝儀袋(のし袋)を使うのが一般的
- • 表書き:御祝、御新築御祝など
- • 名入れ:贈り主の名前(連名ルールは同様)
よくある間違い
• 香典袋に見えるデザインを選んでしまう
祝い用の紅白蝶結びを選び、薄墨は避けるのが無難です。
すぐ使えるテンプレ集(コピペ用)
表書きテンプレ
- • 迷ったら:御祝
- • 新築確実:御新築御祝
- • かために:祝御新築
名入れテンプレ
- • 個人:山田太郎
- • 夫婦:山田太郎・花子
- • 2名:山田太郎・佐藤花子
- • 3名:山田太郎・佐藤花子・鈴木一郎
- • 4名以上:山田太郎 外一同(別紙で全員名)
- • 部署:営業部一同
外のし内のしテンプレ
- • 手渡し:外のし
- • 配送:内のし
よくある間違いと対処法
• 水引を結び切りにしてしまう
→ 新築祝いは紅白蝶結びにする
• 連名を詰め込みすぎて読めない
→ 4名以上は代表者+外一同、別紙で全員名
• 配送なのに外のしで汚れがち
→ 配送は内のしにする
• 表書きで迷いすぎる
→ 迷ったら御祝に寄せる
よくある質問(FAQ)
Q1. 新築か中古か分からない時の表書きは?
迷ったら"御祝"が安全です。相手の状況に左右されにくく、汎用的に使えます。
Q2. 新築祝いを職場の連名で贈る時、のし下はどうする?
2〜3名なら連名で並べ、4名以上なら"代表者名+外一同"にして別紙で全員名を添えると整います。
Q3. 夫婦連名はどう書く?
一般的には右に夫、左に妻の名前で並べます。迷ったらこの形に寄せると無難です。
Q4. 外のしと内のし、どちらがマナー的に正しい?
どちらもマナーとして成立します。手渡しなら外のし、配送なら内のしが使いやすい、という使い分けが現実的です。
Q5. のしは必要?カジュアルに渡すのは失礼?
相手や関係性によります。職場や目上、親戚など形式を重んじる相手には付けた方が無難です。友人同士でカジュアルに渡す場合は、メッセージカードなどで丁寧さを補うと印象が良くなります。
結論
新築祝いののしは、水引・表書き・名入れ・外のし内のしの4つのポイントを押さえれば迷わなくなります。迷ったら"紅白蝶結び""御祝""連名は4名以上で外一同""手渡しは外のし・配送は内のし"が基本。相手との関係性や地域の慣習で微調整しながら、失礼のない贈り物を心がけましょう。